
『履歴書って ES と何が違うの?』『手書きとパソコン、どっちが正解?』『学歴はどこから書く?西暦と和暦は?』『職歴なしのときは?』『封筒の書き方・郵送マナーは?』——履歴書は採用担当が最初に手に取る『公式書類』。誤字や空欄、使い回しは、内容を読む前に『丁寧さ・本気度』の評価を下げます。本記事は採用視点シリーズとして、2026 年最新版の履歴書の書き方を完全解説。①履歴書と ES の違い・採用担当が履歴書で見るポイント、②履歴書の基本ルール(用紙・筆記具・西暦/和暦・修正の可否)、③項目別の書き方①基本情報(氏名・ふりがな・住所・連絡先・証明写真)、④項目別②学歴・職歴(書き始め・正式名称・職歴なしの書き方)、⑤項目別③免許資格・志望動機・自己PR・本人希望欄、⑥手書きとパソコンの選び方+誤字訂正・封筒・郵送・提出マナー、⑦よくあるミスとまとめ、を網羅。シンミドウは年間多数の採用支援を行う採用コンサル本業。採用担当が履歴書のどこで『丁寧さ』を見ているかを現場視点で解説しました。証明写真は p350、志望動機は p307、自己PRは p335、郵送・メールのマナーは p375・p330 も併せてご覧ください。
Contents
履歴書と ES の違い・採用担当が履歴書で見る 3 つのポイント
履歴書は『事実情報の公式書類』、ES は『自己PRの提案書』。役割が違うため、両方の提出を求められます。
【履歴書と ES の違い】——履歴書: 氏名・学歴・資格など『事実』を正確に記す公式書類。フォーマットが定型で、正確さと丁寧さが問われる。ES(エントリーシート): 志望動機・ガクチカ・自己PR など『考えや人柄』を伝える提案書で、企業独自の設問が多い。履歴書=土台の信頼、ES=中身の魅力と覚えましょう。
【採用担当が履歴書で見るポイント1: 正確さと丁寧さ】——採用担当はまず誤字脱字・記入漏れ・修正跡を見ます。公式書類を雑に書く人は『仕事も雑では』と見られがち。履歴書の丁寧さ=仕事の丁寧さの予測材料として見られています。
【ポイント2: 写真と全体の第一印象】——証明写真と全体の整い方で第一印象が決まります。写真の服装・表情、文字の読みやすさ、余白の使い方まで含めて『この人と会ってみたい』と思わせるかが勝負。証明写真の撮り方・服装は p350『就活の服装・身だしなみ完全ガイド』を参照。
【ポイント3: ES・面接との一貫性】——履歴書の志望動機・自己PR は ES や面接と矛盾しないことが重要。使い回しで他社名が残っていたり、ES と話が食い違うのは致命的。
【履歴書作成の全体像と所要時間】: ①証明写真を準備(本番同様の服装で)、②下書きしてから清書(手書きの場合)、③学歴・資格を正確に確認(入学卒業年・正式名称)、④ES と整合する志望動機・自己PR、⑤誤字チェック後に提出。1 枚を丁寧に仕上げるには1〜2 時間は見ておきましょう。
- 履歴書=事実の公式書類、ES=考え・人柄の提案書
- ポイント1ー正確さと丁寧さ(仕事の丁寧さの予測材料)
- ポイント2ー写真と全体の第一印象(p350連携)
- ポイント3ーES・面接との一貫性(使い回し厳禁)
- 作成は写真準備→下書き→正式名称確認→整合→誤字チェック
履歴書の基本ルールー用紙・筆記具・西暦/和暦・修正の可否
履歴書は『型』を外さないことが第一。基本ルールを押さえれば減点を防げます。
【用紙・サイズ】——新卒就活では大学指定の履歴書またはJIS 規格・新卒用の市販履歴書が無難。サイズは A4(二つ折りで A3)または B5(二つ折りで B4)が一般的。1 社ごとに新しい用紙で作成し、コピーの使い回しはしない。
【筆記具】——手書きの場合は黒のボールペンまたは万年筆。消えるボールペン(フリクション等)は公式書類では絶対 NG(熱で消えるため)。鉛筆・カラーペンも NG。
【西暦/和暦の統一】——学歴・職歴・資格の年月は西暦か和暦のどちらかに統一する(混在は NG)。和暦なら『令和◯年』、西暦なら『20◯◯年』。入学・卒業年は事前に正確に計算しておく(早見表や大学の証明書で確認)。
【修正は不可ー書き直しが原則】——履歴書は修正液・修正テープ・二重線訂正すべて NG。間違えたら新しい用紙に書き直すのが原則。だからこそ鉛筆で薄く下書き→ボールペンで清書→下書きを消す手順が安全。パソコン作成なら修正は容易。
【日付・押印・全体の整え方】——①日付は提出日(郵送なら投函日、持参なら持参日)、②押印欄があればまっすぐ丁寧に、③空欄を作らない(該当なしは『なし』や『特になし』と記入)、④文字は楷書で読みやすく、⑤余白・行間を整える。空欄だらけ・乱雑な字は『志望度が低い』と受け取られます。
- 用紙ー大学指定orJIS規格新卒用、1社ごと新しい用紙
- 筆記具ー黒ボールペン/万年筆、フリクション・鉛筆はNG
- 西暦/和暦は統一、入学卒業年は正確に計算
- 修正は不可ー間違えたら書き直し、下書き→清書が安全
- 日付は提出日、空欄を作らない、楷書で読みやすく

項目別の書き方①ー基本情報(氏名・ふりがな・住所・連絡先・証明写真)
基本情報は『正確さ』が命。ここでのミスは社会人としての信頼を損ないます。
【氏名・ふりがな】——氏名は戸籍どおりに正確に、やや大きめに丁寧に書く。ふりがなは『ふりがな』ならひらがな、『フリガナ』ならカタカナで記入(指定に従う)。姓と名の間は 1 マス空ける。
【生年月日・年齢】——西暦/和暦を本文と統一。年齢は提出日時点の満年齢を記入。
【住所・連絡先】——住所は都道府県から省略せず、番地・建物名・部屋番号まで正確に。ふりがなも忘れずに。電話番号は日中連絡が取れる携帯、メールアドレスは就活用の落ち着いたアドレス(奇抜なものは避ける)。企業からの連絡を受ける窓口なので、誤記は機会損失に直結します。
【証明写真】——3 ヶ月以内に撮影したものを、スーツ・本番同様の身だしなみで。サイズは指定(一般に縦 4cm×横 3cm)に合わせ、写真裏に氏名・大学名を書いてから貼る(剥がれ対策)。曲がらないようまっすぐ貼付。撮り方・服装・背景・修正の可否は p350『就活の服装・身だしなみ完全ガイド』の証明写真パートを参照。
【基本情報のチェックリスト】: ①氏名・ふりがなの表記が指定どおり、②住所は省略なし+ふりがな、③連絡先(電話・メール)に誤記なし、④写真は 3 ヶ月以内・本番同様・まっすぐ、⑤西暦/和暦が本文と統一。ここを完璧にするだけで『丁寧な人』の第一印象を作れます。
- 氏名は戸籍どおり、ふりがなは指定(ひらがな/カタカナ)
- 住所は都道府県から省略せず番地・建物まで+ふりがな
- 連絡先ー日中つながる携帯+就活用の落ち着いたメール
- 証明写真は3ヶ月以内・本番同様・裏に氏名(p350連携)
- 基本情報は正確さが命、誤記は機会損失に直結
項目別の書き方②ー学歴・職歴(書き始め・正式名称・職歴なしの書き方)
学歴・職歴は『正式名称と正確な年月』が基本。略称や曖昧な記載は減点対象です。
【学歴の書き始め】——1 行目中央に『学歴』と書く。新卒就活では高校入学・卒業から書くのが一般的(中学卒業から書く流派もあるが、高校からで概ね問題ない)。学校名は正式名称(『◯◯県立△△高等学校』『□□大学◯◯学部△△学科』)で、『高校』ではなく『高等学校』と書く。
【入学・卒業の記載】——各行に入学年月+『◯◯入学』、卒業年月+『◯◯卒業』を西暦/和暦統一で。現在在学中の場合は最終行に『◯◯大学◯◯学部△△学科 在学中』、その下に『20◯◯年 卒業見込み』と書く。
【職歴の書き方】——学歴の最終行の次の行中央に『職歴』と書く。新卒で正社員の職歴がなければ、行を改めて『なし』と記入(空欄にしない)。
【アルバイトの扱い】——アルバイトは原則『職歴』には書かない(職歴=正社員等の雇用が基本)。長期インターンや特筆すべき経験は、職歴欄ではなく自己PR・ガクチカで活かす(p327『ガクチカの書き方』)。
【学歴・職歴の締め】——学歴・職歴をすべて書き終えたら、最終行の右端に『以上』と記入する。これは『記載はここまで』を示す正式な書き方で、忘れると未完成な印象になります。
【よくあるミス】: ①学校名の略称(『△△高』『□□大』)、②西暦/和暦の混在、③入学卒業年の計算ミス、④『卒業見込み』の書き忘れ、⑤『以上』の書き忘れ。学歴は事前に正式名称と年月を確認してから書きましょう。
- 学歴は中央に『学歴』、高校入学から正式名称で
- 在学中は『在学中』+『卒業見込み』を記載
- 職歴は中央に『職歴』、新卒でなければ『なし』
- アルバイトは職歴に書かず自己PR/ガクチカで活かす
- 学歴職歴の末尾は右端に『以上』を忘れない

項目別の書き方③ー免許・資格・志望動機・自己PR・本人希望欄
資格欄から志望動機まで、ここで『人柄と本気度』が伝わります。
【免許・資格欄】——正式名称で、取得年月の古い順に記入。例: 『普通自動車第一種運転免許』『実用英語技能検定 2 級』『日商簿記検定 2 級』。取得予定のものは『◯◯取得に向けて勉強中』も可。何もなければ『特になし』。
【志望動機】——ES・面接と一貫した内容で、なぜその業界・その会社かを簡潔に。履歴書欄は狭いので、結論(志望理由)→根拠(経験・共感)→入社後の意欲を凝縮。書き方の型は p307『志望動機の書き方』、企業理解は p293『企業選びの軸』を土台に。
【自己PR・特技】——強みを具体的なエピソードと数字で簡潔に。履歴書では要点を、詳細は ES・面接で展開。自己PR の型は p335『自己PRの書き方』を活用。
【本人希望記入欄】——ここは待遇や条件を書く欄ではない(新卒では原則)。職種や勤務地に絶対の希望がある場合のみ簡潔に記し、特になければ『貴社の規定に従います』と書くのが定番。『御社』は話し言葉、書類では『貴社』を使う点に注意。
【趣味・特技・長所短所欄がある場合】——ある場合は空欄にせず、人柄が伝わる具体性を持たせる(『読書』だけでなく『月◯冊の読書、特に◯◯分野』など)。長所短所は p355『長所・短所の答え方』と整合させる。
【この章のチェック】: ①資格は正式名称・古い順、②志望動機は ES と一貫、③自己PR は具体エピソード、④本人希望は『貴社の規定に従います』、⑤『貴社』と『御社』の使い分け(書類=貴社)。
- 資格は正式名称・取得年月の古い順、無ければ特になし
- 志望動機はES・面接と一貫、結論→根拠→意欲を凝縮
- 自己PRは具体エピソード+数字で簡潔に(p335連携)
- 本人希望欄は基本『貴社の規定に従います』
- 書類は『貴社』、話し言葉の『御社』と混同しない
手書きとパソコンの選び方+誤字訂正・封筒・郵送・提出マナー
提出方法のマナーまでが履歴書。最後の詰めで差がつきます。
【手書き vs パソコン】——指定があれば従う。指定がなければ、手書き=丁寧さ・熱意が伝わる、パソコン=読みやすく修正が容易・IT リテラシーを示せる。近年はパソコン可の企業が増加。字に自信がなければパソコンも十分選択肢。どちらでも誤字なく・読みやすくが大前提。
【誤字を見つけたら】——手書きは書き直しが原則(修正液 NG)。提出直前に気づいた場合も、時間が許す限り清書し直す。パソコンなら修正して再印刷。
【封筒の書き方】——封筒は白の角形 2 号(A4 が折らず入る)が基本。表面: 中央に企業の正式名称・部署・担当者名(『◯◯株式会社 採用ご担当者様』、部署なら『御中』)、左下に赤字で『応募書類在中』+四角で囲む。裏面: 左下に自分の郵便番号・住所・氏名。宛名は黒、住所も正式表記で。
【郵送のマナー】——①履歴書はクリアファイルに入れて折れ・汚れを防ぐ、②添え状(送付状)を同封(拝啓〜敬具で簡潔に)、③切手は料金不足に注意(重さを測る)、④提出期限に余裕を持って投函。メールでの送付指定なら PDF 化・ファイル名・件名マナーは p330『お礼メール完全ガイド』『就活マナー(p375)』に準じる。
【手渡しの場合】——面接等で手渡すときは封筒から出して、相手が読める向きで両手で渡す(封筒も添える)。クリアファイルごと渡すと丁寧。
【提出前の最終チェック】: ①誤字脱字・記入漏れゼロ、②写真がまっすぐ、③日付は提出日、④封筒の宛名・『応募書類在中』、⑤クリアファイル+添え状、⑥期限に余裕。提出マナーまで含めて『丁寧な人』の評価が決まります。
- 手書き=熱意/パソコン=読みやすさ、指定優先・誤字なしが前提
- 誤字は書き直しが原則(手書きの修正液NG)
- 封筒ー角2白封筒、赤字『応募書類在中』、裏に住所氏名
- 郵送ークリアファイル+添え状+切手不足注意+期限余裕
- 手渡しは相手が読める向きで両手、最終チェックを徹底

履歴書のよくあるミスとまとめ
履歴書は『減点を防ぐ守りの書類』。よくあるミスを潰せば、それだけで好印象です。
【よくあるミス 1: 誤字脱字・記入漏れ】——最も多く、最も致命的。提出前に必ず読み返す、できれば第三者(キャリアセンター等)にチェックしてもらう。
【ミス 2: 写真の不備】——古い写真・私服・曲がった貼付・裏書きなし。3 ヶ月以内・本番同様・まっすぐ・裏に氏名を徹底(p350)。
【ミス 3: 使い回しと他社名残り】——コピーの使い回し、志望動機に前に書いた他社名が残るのは一発アウト。1 社ごとに作成・確認。
【ミス 4: 空欄・略称・西暦和暦の混在】——空欄は『手抜き』印象、略称(『△△高』)は不正確、年号の混在は雑さの表れ。該当なしは『なし』、名称は正式、年号は統一。
【ミス 5: 『御社』『貴社』の誤用・締めの『以上』忘れ】——書類は『貴社』、学歴職歴の末尾は『以上』。細部だが採用担当はよく見ています。
【まとめ】履歴書作成の本質: ①履歴書=事実の公式書類、ES とは役割が違う、②基本ルール(用紙・黒ペン・修正不可・西暦和暦統一)を守る、③基本情報・学歴職歴は正確さと正式名称、④志望動機・自己PR は ES と一貫、⑤本人希望は『貴社の規定に従います』、⑥封筒・郵送・手渡しのマナーまでが履歴書。履歴書は中身を読む前の『信頼の土台』。丁寧に仕上げて、ES・面接の中身で勝負できる状態を作りましょう。
シンミドウは埼玉・大宮を拠点に採用支援・マーケティング DX を展開する成長企業です。年間多数の採用支援を通じて、採用担当が履歴書のどこで『丁寧さ・本気度』を見ているかを本記事に凝縮しました。地元埼玉で成長企業のキャリアを積みたい方、本気で就活を成功させたい方は、ぜひエントリーをご検討ください。関連記事 p350『就活の服装・身だしなみ完全ガイド(証明写真)』、p307『志望動機の書き方』、p335『自己PRの書き方』、p327『ガクチカの書き方』、p355『長所・短所の答え方』、p375『就活マナー』、p330『お礼メール完全ガイド』も併せてどうぞ。
- ミス1-2ー誤字脱字・記入漏れ/写真の不備
- ミス3ー使い回しと他社名残り(1社ごと作成)
- ミス4ー空欄・略称・西暦和暦の混在
- ミス5ー『貴社』誤用・締めの『以上』忘れ
- 本質ー履歴書は中身を読む前の『信頼の土台』
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シンミドウは埼玉・大宮を拠点に採用支援・マーケティングDXを展開する成長企業です。年間多数の採用支援を通じて、採用担当が履歴書のどこで『丁寧さ・本気度』を見ているかを本記事に凝縮しました。地元埼玉で成長企業のキャリアを積みたい方、本気で就活を成功させたい方は、ぜひエントリーをご検討ください。