
「まず自己紹介をお願いします」は、面接の冒頭で必ずと言っていいほど求められる質問です。自己紹介は面接官の「第一印象」を決定づける重要な場面。本記事では、就活の自己紹介の構成・例文・話し方のポイントを徹底解説します。
Contents
就活の自己紹介と自己PRの違い
就活の自己紹介と自己PRは混同されやすいですが、役割が異なります。
自己紹介の役割
面接のウォームアップとして、自分の基本情報(氏名・大学・学部・ひとことコメント)を簡潔に伝えるものです。時間は1分以内が一般的で、詳しいアピールは不要です。
自己PRの役割
自分の強みや経験を具体的なエピソードとともにアピールするもので、通常1〜3分で話します。自己分析に基づく深いアピールが求められます。
使い分けのポイント
– 「自己紹介をお願いします」→ 簡潔に基本情報+ひとこと(1分以内)
– 「自己PRをお願いします」→ 強み+エピソード+活かし方(1〜3分)
面接官が「自己紹介」と言っているのに自己PRを長々と話すと、「場の空気が読めない人」という印象になりかねません。聞かれた内容に応じた回答が重要です。
- 自己紹介は「基本情報の共有」・自己PRは「強みのアピール」
- 自己紹介は1分以内が目安(詳しいアピールは不要)
- 面接官の意図を読んで、求められる内容を話す
自己紹介の基本構成|4つの要素
就活の自己紹介は、以下の4つの要素で構成するのが基本です。
①氏名
「〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します」とフルネームで名乗ります。名前が読みにくい場合は「〜と読みます」と添えましょう。
②大学・学部・専攻
学部・学科・専攻を簡潔に紹介します。「〇〇学科で〇〇を専攻しています」の一文でOKです。
③学生時代に取り組んだこと(ひとこと)
サークル・アルバイト・研究・インターンなど、1つだけ簡潔に触れます。詳細は自己PRや深掘り質問で話せばよいので、ここでは一言で十分です。
④意気込み・志望動機のひとこと
「本日はよろしくお願いいたします」の前に「本日は〜について話せることを楽しみにしてまいりました」など一言添えると好印象です。
自己紹介の時間目安
一般的な就活の自己紹介は30秒〜1分が適切です。300〜400文字を目安に作成しましょう。
- ①氏名 ②大学・学部 ③学生時代の取り組み(一言) ④意気込みの4要素
- 1分以内(300〜400文字)が適切な長さ
- 詳細なアピールは自己PRや深掘りのタイミングで話す

就活の自己紹介 例文(1分バージョン)
以下は面接で使える自己紹介の例文です。自分の情報に合わせてアレンジしてください。
例文(文系・営業志望)
「〇〇大学経営学部の田中太郎と申します。大学では経営戦略を専攻し、特に中小企業の成長戦略について研究しております。学生時代は飲食店のアルバイトリーダーとして30名のスタッフをまとめた経験があり、コミュニケーション力と課題解決力を磨いてきました。本日はぜひ御社の業務についてお話を伺えることを楽しみにしてまいりました。どうぞよろしくお願いいたします。」(約230文字・約1分)
例文(理系・エンジニア志望)
「〇〇大学情報工学部の鈴木花子と申します。機械学習を専攻し、現在は画像認識に関する卒業研究を進めております。学部時代はプログラミングサークルでWebアプリ開発を行い、チーム開発の経験も積んでまいりました。御社のDX推進に自分のスキルを活かしたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。」(約200文字・約50秒)
ポイント
– 専攻・研究は「〜を研究しています」と現在形で話すと生き生きとした印象になる
– 学生時代の取り組みは1つに絞り、詳細は深掘りに備えておく
– 最後に「よろしくお願いします」で締めると丁寧な印象
- 専攻・取り組みは現在形で話すと生き生きとした印象になる
- 取り組みは1つに絞る(複数並べると散漫な印象になる)
- 「よろしくお願いします」で丁寧に締める
自己紹介の話し方・態度のポイント
自己紹介の「内容」と同じくらい重要なのが「話し方・態度」です。
話し方のポイント
– ゆっくり・はっきり話す(緊張すると早口になりやすい)
– 語尾をはっきり言い切る(「〜です」「〜ます」)
– 棒読みにならず、適度に抑揚をつける
– 「えーと」「あの〜」などのフィラー(つなぎ言葉)を減らす
態度・表情のポイント
– 面接官の目を見て(複数いる場合は順番に)話す
– 背筋を伸ばして、落ち着いた姿勢で
– 笑顔を意識する(硬すぎる表情はNG)
– 声のボリュームは「少し大きめ」を意識する
練習方法
鏡の前・スマートフォンのカメラで自分の話す様子を録画して確認するのが効果的です。友人や家族に聞いてもらい、フィードバックをもらうのもおすすめです。本番前に10回以上声に出して練習することで、自信を持って話せるようになります。
- ゆっくり・はっきり・語尾を言い切る
- 面接官の目を見て話す・笑顔を意識する
- カメラ録画で自分の話し方を確認する練習が効果的

オンライン面接(WEB面接)での自己紹介の注意点
近年はオンライン面接が増えており、対面と異なる準備が必要です。
カメラ・マイクの確認
カメラの高さは目線と同じか少し上に設置し、顔全体が画面に映るよう調整します。マイクはノイズが入りにくい環境で確認しておきましょう。
背景・照明
背景はシンプルな壁か、清潔感のある場所を選びます。顔に光が当たるよう、窓や照明を正面に配置するのがポイントです。逆光(後ろに窓がある状態)は避けましょう。
声のボリューム・速度
オンラインでは音声が聞き取りにくくなることがあります。対面より少し大きく・ゆっくり話すことを意識しましょう。
接続トラブルへの対応
面接開始5〜10分前には接続確認を完了させておき、万が一接続が切れた場合は速やかに再接続・面接官へ電話連絡できる準備をしておきましょう。
- カメラは目線と同じ高さ・顔全体が映るよう設定
- 背景はシンプル・逆光を避けて正面に照明
- 対面より大きく・ゆっくり話す
まとめ:自己紹介は「簡潔・明るく・自分の言葉で」
就活の自己紹介は「氏名・大学・学部・ひとこと・意気込み」の4要素を1分以内にまとめることが基本です。内容を詰め込みすぎず、シンプルかつ明るい印象を与えることを意識しましょう。
話し方・態度も評価の対象です。ゆっくり・はっきり・面接官の目を見て・笑顔で話せるよう、事前に何度も声に出して練習しておきましょう。
自己紹介はあくまでアイスブレイクです。詳しいアピールは自己PRや深掘り質問で存分に発揮しましょう。シンミドウでは、面接対策全般を就活のプロがサポートします。
